みのむしXのブログ

過去のあれこれと。日々思ったことをとりあえずは書いていく。

グレタさん周りに感じるカルトっぽさ

何かと最近話題の環境保護活動家のグレタ・トゥーンベリさんに関して感じること。

僕は近い将来今のイスラム過激派のテロみたいな事を、環境保護過激派がやりかねないと思っている。火力発電所の爆破とか、成功するかは別としてやると思う。 

映画のゴジラキングオブモンスターとかSF映画やアニメにはこの手の環境テロリストはけっこう登場したりもする。

 

現状でもグレタさんを批判したり、皮肉っている人もいるが、グレタさんの支持者から攻撃を受けている様子が見受けられる。

その批判に「大人気ない」とか「環境に無関心なバガ」みたいな意見が見られる。この二つの方向性の批判はかなり危険だと思う。

 

「大人気ない」これ系の批判はまさに、グレタさんが子供である事を利用して、グレタさんを批判あるいは皮肉った大人を貶めるニュアンスで使われる。

子供に限らず、特性を利用して批判をさせないようにする事はある。

人種、性別、宗教でも同じような事があるけど、行きすぎると正当な批判まで封じ込めかねない。

結果、「面倒な人」「関わると損」という扱いになり分断を深める。

とくに「大人気ない」的批判は世代間の分断になりかねない。大人が悪い的な事は、わかりやすいし受けも良いだろうけど、凄く不毛に思える。

 

「環境に関心のないバガ」これ系の批判も同じく分断を深める。必ずしもグレタさんを批判する人=環境に関心がない人ではない。

僕もそうだが、環境保護は必要だと思う。けれどもグレタさん達のような過激で極端なやり方には抵抗を感じる。

 

この手の敵を増やすやり方は、自らの手法も先鋭化させていく。オウム真理教連合赤軍みたいに悲惨な結果を生む事がある。

 

主張の成否にかかわらず、過激化、カルト化したものには賛同したくはない。

グレタさんは、進歩的な人間か見抜くリトマス試験紙という意見をネットで見かけたが、支持者が進んでグレタさんという偶像を踏み絵にしているようで、浅はかで醜悪でしかないと思った。