みのむしXのブログ

過去のあれこれと。日々思ったことをとりあえずは書いていく。

ジャニーズ問題を受けてテレビ局はADの人権はどう考えるのか?

 いわゆるジャニーズ問題に対して第三者委員会のコメントが出され、テレビ局もそれに対応したコメントを発表した。しかし、具体的な対処(取引停止など)には何処の局も言及しなかった。

 テレビ業界に少しながら関わった経験から言えるのは、本当にこの業界は終わっているという事だ。いまだに最近も番組制作会社のADが飛んだなんて話を伝え聞くことがあった。各テレビ局からジャニーズ問題を受けて出たコメントには「人権の尊重」のような文言が並んでいる。

 取引先の人権状況を重視するというのであれば、それは当然芸能事務所だけでなく番組制作会社にもそれは適応されるはずだ。番組制作会社のADの扱いの酷さは広く知られている。昔よりマシになったとはいえ全てが改善されたとは思えない。少し昔なら怒鳴る、蹴る、無茶な労働時間なんてのはよく聞いた話だ。果たしてこれらのADの人権は今後どのように考えるつもりなのか。厳密に過去に遡り調査、適応したらおそらくテレビ番組の制作はできなくなるのではないだろうか。

 タレントは良くも悪くも目立ち注目を浴びる特殊な存在だ。一方でADはいくらでも変えが効くように思われている。しかし、ADだろうとタレントだろうと建前上であれ等しく人権はあるはずのものだ。全ての人の状況が改善されることを願う。そうでなければ10年くらい先にはこの業界に人材は残らないのではないかと思う。自浄作用がないのであればそうなるのが、温存されるよりも余程マシだ。

世界でこの先起こりそなこと

 コロナの自粛が明けたが、都内では二度感染が増えできている昨今。アメリカでは白人警官による黒人の殺害に端を発した暴動が広がっている。

 この事件はアメリカの弱点を大きく晒したように思う。外から軍事力で戦って勝ち目はないが、内部からの崩壊させることはしやすい社会なのかもしれない。

 コロナでの感染の広がりなど、公共、公衆衛生に対する意識が平均的には高くないこともよくわかった。

 すでに暴動を扇動する組織の影もあり、こういう社会的な弱点をついていく手法は今後より行われるようになると考えられる。

 それはアメリカに限った話ではなく、様々な人種、宗教の人が暮らすヨーロッパの国でも広がっていく可能性もある。

 アメリカやヨーロッパに比べたら日本ではこの手法は有効ではないが、似たような分断を利用した社会不安を煽る手法は用いられていくと思われる。

 

 そんな事から今後の世界では国家間の争い+先導された内紛のようなものが先進国でも頻発していくようになるのではないかと感じている。

 今回のアメリカの暴動もそうだが、日頃の不満から暴れる理由を求めている人たちが社会にはいる。力で押さえ込む事はできても、それにはリスクと資源が付き纏う。

 皮肉なことに中国のような強権的で人権を蔑ろにできる国の方がこう言った問題には対応しやすい側面がある。

 どうなるかは定かではないが南北戦争明治維新のような大きな時代の転換期がもしかしたらきてしまうのかもしれない。

自殺は迷惑

自殺は迷惑 

 

テラスハウスに出演してた人が亡くなって、どうも自殺ではないかと言われているらしい。

 Twitter等での誹謗中傷や番組の演出に対する問題などが語られている様子。僕はテラスハウスを観た事がないし、道徳を解く気もないのでそういう問題は語らない。 

 

 自分自身の体験から言えることは自殺は迷惑だと言う事だ。僕は人生で二度、友人の自殺を体験している。そして、いずれもその亡くなったという連絡を他の友人に回す役目を負わされた。

 いずれも当時は、自分にできることはなかったのか、救うことはできなかったのかなどと不毛な事を考えたし、1年くらいは精神的にもそれなりにまいった。

 そんな経験を経て、時間がたった今思うのは、ジンプルに自殺は迷惑だということ。

自殺をしたい人がいるのもわかるし、事情もいろいろ。絶対に自殺するなとか、自殺は悪だととはいう気はない。ただ、死んだ後に連絡回したり、なんなりをする人がいる事は少し頭の片隅にでも置いておいて欲しい。

 本人が死んだとしてもその後も世界は終わらないし、他の人は生きていかないといけない。

そして死んだ人もだんだん忘れられて、思い出されなくなる。そんなもんです。

 はっきり言って迷惑で自分勝手で、独りよがりで腹が立つ。そして何より本人にそれを伝えられないのが、ずっと悲しい。

コメントで左翼と呼ばれて

このブログの高校野球を批判した記事で左翼と呼ばれた。

http://minomushix.hatenadiary.jp/entry/2017/08/09/192344

 

この内容のどの辺に左翼さを感じるのかは定かではない。たぶん、愛国精神、愛社精神、愛校精神の強要に対して批判的に書いた事が左翼的だと思われたのだと推察する。 

 

その上で言いたいのは、いずれの精神も個人がそれぞれに抱くことを僕は何も否定していない。個人的な事を言えばそれなりに、愛国心も、愛社精神も持ち合わせている。

卒業したら高校には愛校精神は微塵もないが、大学にはそれなりに愛校精神を抱いている。

あくまでそれをそれを強要させる事を僕は否定しているのであって、個人が自分の意思でそういう気持ちを持つことは自由だと思っている。

 

左翼と呼ばれたし、愛国心に関してもっと言えば、前提として国を愛する事と政府を支持することはイコールではない。

僕は日本という国は好きだけど、政府の全てが良いとは思わないし、国民性にも良くないところはあると思っている。

僕が国に拘らず嫌いなのは翼賛的な傾向や、反論を許さないような同調圧力、村社会的な閉鎖的なものの考え方だ。そして彼らの考えは日本が好きであることと両立しうると思っている。

 

さらに付け加えるなら世の中で左翼と言われる人の考えに対しても批判的に思っている事も多い。特にアメリカのオバマ政権や民主党に代表される偽善的なやり口や、表面的に美辞麗句で飾って問題を解決しない傾向などは嫌悪感を感じる。

 

コメントで僕を左翼と言った人のように2限論的にしか物事を捉えられない人が世の中には一定の割合でいる事がとても悲しく哀れに思う。

 

 

こんな時だしちゃんと感謝を伝えようぜ

世の中がコロナ騒動で、いよいよギスギスしてきている。

不満は山ほどあるし、言いたい事もあるけれど、まず何よりこの状況下で働いている方々、特に医療従事者や、配送業、小売業、インフラ関係などなどライフラインを支えてくれている方々に感謝を伝えたい。

本当にありがとうございます。

 

このページを見た方も是非そうして欲しい。

まだこの先わからないけれど、こういう気持ちを忘れてはいけない。

危機的な状況こそ、当たり前のことを当たり前にして、すべきでないことを慎み、真に優しくありたい。

この国は本気でやばいと思う

コロナ騒ぎやオリンピックのゴタゴタを見てるとこの国は本気でやばいと感じる。

もちろん、世界中の国で問題が露見しているけど、この国に特に深刻な問題もあると思える。

具体的には、為政者が責任から逃れようとする姿勢、国民を含めた全体的な危機意識のなさ、そして、その根本にはトップと現場での問題意識の乖離がある。

この辺のものは太平洋戦争か、それどころか日露戦争くらいから変わらない問題のようにも思える。

 

こんな自体になってもコロナ対策の給付も、ちぐはぐで規模も小さい商品券になりそうな有様。

自分自身の生活には大きな支障はまだないが、観光に携わる友人の会社は既に休業してしまっている。多くの、特に非正規で働いている人などが目先の家賃の支払いも困難になることは想像に難くない。

ところが、残念なことにこの国でそれなりの地位にいる人達は、そのような想像もできないらしい。

ニュースを見るにこのへんの事にアメリカやイギリスは日本と比較して迅速かつ的確に対応しているように見えるし、良し悪しはあれどリーダーシップを発揮しようとする気概は感じられる。その点ではどうしても見劣りするものを感じてしまう。

国会にしてもこの期に及んで森友学園の話に時間を割いている。森友学園の問題が些細な事とはとても言えないし、責任が追及されるべきではある。しかし、現状においてはコロナ対策を優先しなければ感染そのもの以上に経済的な問題で死人がてしまう。そういう事を踏まえて有事であるという前提での議論や提言がされないのなら、何のために国会や議員がいるのかわかない。

ここからは推測だが、こういった意識の乖離の原因の一つには議員の世襲があるように思う。

アメリカも世襲の議員は多いのでこの事だけが問題ではないが、一因ではあると考えている。

議員の家に生まれて、恵まれた生活をして、選挙も地場を引き継いだような人間では意識が違うのは当然だと思える。

これは議員も問題でもあるけれど、それを許容してきた有権者にも当然責任がある。

せめて地盤を引き継がないような制度や、党内で予備選をやるような仕組みくらいは作って欲しいと切に願う。

コロナが経済も宗教も建前も破壊している

コロナウイルスそのものよりも、それによる混乱が経済も宗教も建前も破壊している。

株価も暴落しているし、身の回りにも休業になっている会社や商店が出始めている。

感染につながる恐れのあ宗教行事や儀式も自粛されているらしい。この辺は科学がある意味で宗教を上回った感じがして興味深い。

こういう危機こそ宗教や信仰が求められた筈なのに、現代ではそうとばかりはいかないらしい。

そして建前も破壊されている。世界中で人種差別や買占めなど、むき出しのニンゲンが隠し切れなくなっている感じがする。

 

この先世の中どうなるのか考えてみた。

 

1.なんやかんやで世界大戦

一番最悪で荒唐無稽であって欲しいパターン。

ウイルスが原因だけども、国境閉鎖が行われ経済不安が広がっている。

第二次世界大戦前の世界恐慌グローバリズムから反転してのブロック経済に漠然と似たものを感じる。

専門家でも無いし、詳しくもないので根拠はない。ただ、社会不安の高まりから大きな戦争が起こる可能性も0ではないと思っている。

コロナに加えてバッタや蛾による、食料への被害もあり更に何かが加われば、思いもよらない事が起きてしまうかもしれない。

現状でもアメリカと中国がコロナウイルス絡みでプロパガンダや情報戦をしているのも、物騒でたまらない。

世界大戦とまでいかなくとも、政治や政府に対する不信感を増幅される事で、内戦やクーデターなんかに繋がる国はあるかもしれない。

 

2.収束してテレワークが定着

個人的に望ましいとりあえず思っているパターン。今回の騒動が収束した後に広まったテレワークがどれくらい定着するかが気になる。

都内で仕事していると、この頃の電車は人が比較的少なく本当に快適。願わくばテレワークが定着して、この状態が日常的なものになって欲しい。鉄道会社には申し訳ない。

その他にも今回をきっかけとして習慣や文化の変化は小さくないように思う。

 

3.ヤバめの宗教の流行

今回のコロナウイルス危機を利用した宗教が流行るパターン。これは少なからず起こると思っている。新しい宗教か既存のものかはわからないが、コロナウイルスを布教に利用しない手は無いと思う。ウイルスを天罰あるいは啓示として利用したらいろいろ捗りそう。

そんで教祖あるいは神を信じれば次のパンデミックを乗り越えられるとか盛り込めば騙される人は一定数いると思う。

ノストラダムスの予言やオカルトブームの時代にオウム真理教が流行ったのだから、この社会不安なら十分にあり得そう。

 

そんなわけで。ここに書いたことがどのくらい当たるか確認できるように、手洗いちゃんとして生活します。